バイエル薬品の副作用報告遅れで厚労省が報告命令

05/29 18:30 更新

 厚生労働省はバイエル薬品に対し、薬の副作用の報告が遅れたとして、原因を調査し、結果を報告するよう命じました。  大手製薬会社「バイエル薬品」は血栓症の治療薬「イグザレルト」の論文に社員が不適切に関与していた問題を調査するなかで、イグザレルトの副作用12件を国に報告していなかったと明らかにしました。副作用は鼻血や皮下出血、胃腸の症状、湿疹をはじめとする皮膚症状などでした。厚労省はバイエル薬品が製造販売するすべての医薬品を対象に他に報告していない副作用の事例がないかや、報告が遅れた原因などについて社内調査を行い、7月末までに結果を報告するよう命じました。バイエル薬品は「報告遅れの原因究明を行い、再発防止に取り組んで参ります」とコメントしています。