【報ステ】再稼働認める判断…高浜原発3・4号機

03/28 23:30 更新

 去年3月、稼働している原発としては初めて、大津地裁が運転差し止めを命じた関西電力高浜原発3、4号機をめぐって、大阪高裁は28日に関西電力の主張を認めて運転差し止めを取り消す決定を出した。これによって法的に再稼働ができるようになった。決定のポイントの1つは、福島第一原発事故を受けて作られた新規制基準への評価。大津地裁は新規制基準を満たすだけでは安全性は不十分だと不信感を示していたが、大阪高裁は「最新の科学的知見に基づいて安全性や対策が重ねられて作られたもの」とした。もう1つのポイントは住民の避難計画。大津地裁は原発事故の影響は広い範囲に及ぶ可能性があるため、自治体だけのものではなく、国が主導する計画を作ることを求めていたが、大阪高裁は「国、自治体、関西電力、自衛隊などの役割を定めた地域の緊急対応策がある。改善の余地はあるが内容は適切」とした。