“はしか患者”が新幹線に…不特定多数に感染の懸念

02/15 17:57 更新

 感染力はインフルエンザの10倍といわれている。関西を中心にはしかの感染が拡大するなか、感染した女性が東海道新幹線を利用していたことが分かり、大阪府などが注意を呼び掛けている。  はしかの患者数増加が止まらない大阪。今年に入って10日までに46人の患者を確認。去年1年間の患者数の3倍を超えている。多くの人が集まる商業施設でも感染が拡大。あべのハルカス近鉄本店では、従業員10人に加えて利用客8人の感染が初めて確認された。そんな大阪から、はしかの感染者が新幹線を利用していたことが明らかになった。  8日、40代の女性は新大阪駅から新幹線に乗って東京へ。10日に大阪に戻ったが、12日に病院ではしかと診断された。問題は、いつからはしかだったのかだ。帰りの新幹線の前には、はしかの症状とみられる発疹が。さらに、行きの新幹線の前にもすでに発熱があったという。  空気感染、飛沫(ひまつ)感染、接触感染するはしか。感染力はインフルエンザの10倍とされ、非常に強い。新幹線内でウイルスが広がれば乗り合わせた各地からの乗客に感染の可能性もある。女性が新幹線に乗ったのは東京-新大阪間だが、下りの終点は岡山となっている。はしかの流行は大阪にとどまらず、19の都道府県で患者を確認。今年に入って全国の患者数は167人と急増していて、すでに去年1年の半分に達している。