最高裁で弁論 「一票の格差」巡り参院選無効の訴え

07/19 23:32 更新

 去年7月の参議院選挙の「一票の格差」を巡って弁護士グループが選挙の無効を訴えている裁判で、最高裁大法廷は19日に弁論を開き、当事者双方から意見を聞きました。  去年7月の参議院選挙は一票の格差が最大3.08倍となり、2つの弁護士グループが全国で訴えを起こしていました。最高裁大法廷は弁論を開き、弁護士グループは「議員定数が選挙区人口に比例して配分されることは代表民主制の根幹で、厳格に貫かれる必要がある」として選挙の無効を訴えました。一方、選挙管理委員会側は「国会の裁量権に乱用はなく、違憲でも違憲状態でもない」と主張しました。去年の参議院選挙では、隣接する選挙区を合わせた「合区」を初めて導入するなど格差是正に向けた取り組みをしていて、最高裁の判断に注目が集まっています。高裁・高裁支部の判決では「違憲状態」が10件、「合憲」が6件と判断は分かれていました。