南海トラフ地震 高い確度の予測困難 専門家会議

07/21 21:21 更新

 今後30年以内に70%の確率で起こるといわれている南海トラフ地震について、高い確度で予測する科学的な手法はないとする専門家会議の意見が取りまとめられました。  南海トラフの予測可能性については4年前に専門家会議が開かれ、「確度の高い地震の予測は難しい」という意見が取りまとめられました。今回、この4年間の新たな研究成果などを踏まえて再検討が行われ、南海トラフの東側で地震が起きると、西側で連動する可能性やプレート境界面での「ゆっくり滑り」という現象について意見が交わされました。その結果、現行の法律で地震防災応急対策が前提としている確度の高い地震の予測はできないが、将来のために観測やデータ解析はより充実させるべきという意見を取りまとめました。