窓を開けて手を振る姿 両陛下が最後の地方訪問で

04/19 17:11 更新

 天皇皇后両陛下は退位を前にした最後の地方訪問を終え、東京に戻られました。今回の両陛下の三重県訪問にいつもとは全く違う雰囲気を感じたということですが、どんな様子だったのでしょうか。皇居・二重橋前から報告です。  (横地明子記者報告)  本当にたくさんの人たちが沿道に集まっていて、在位中最後の地方訪問ということを本当に強く印象付ける3日間となりました。伊勢を訪問された時も切れ目なく、たくさんの人たちが集まっていて、お二人は車の窓を開けてずっと手を振っておられました。切れ目なくずっと先まで人がいるのが見え、少し圧倒される思いでした。皇后さまは結婚直後に伊勢を参拝された折、陛下が車窓から手を振って田んぼの中にいた人たちが手を振り返していた60年前の光景を今でもずっと覚えておられるそうです。19日も特急列車の沿線では、両陛下と目が合ったであろう人たちが一瞬、「あっ!」と気付いて笑顔で本当にうれしそうに手を振る瞬間をたくさん目のあたりにしました。両陛下が地方を訪れて直接、人々と会い、視線を交わして手を触れ合うことで存在感のある今の天皇像を作り上げてきたのではないかと感じました。