地震被害の熊本城 やぐらが大雨で倒壊

06/21 05:50 更新

 2年前の地震で傾くなどの被害を受けた熊本城の櫓(やぐら)が倒壊していたことが分かりました。19日から降り続いた大雨の影響とみられています。  熊本城総合事務所によりますと、倒壊したのは熊本城内にある元太鼓櫓で、20日午後5時ごろ、定期巡回していた警備員が倒壊しているのを見つけました。元太鼓櫓は2003年度に復元された木造の櫓で、熊本地震によって石垣が崩れて櫓も傾いた状態になっていました。熊本市では20日までの2日間の雨量が200ミリを超えていて、その影響で石垣と櫓が崩れ落ちたとみられています。元太鼓櫓がある場所は熊本地震以降、立ち入り禁止になっていたため、けがをした人などはいませんでした。8月以降、解体予定だったということですが、熊本城には被災した石垣や櫓の多くが手付かずのまま今も残っていて、担当者は「今後も雨などの影響を心配している」としています。