新潟・上越市の傷害致死事件で差し戻し判決

11/15 18:39 更新

 去年3月、新潟県上越市で76歳の男性に暴行を加えて死亡させたとして一審で懲役5年の判決を受けた男の控訴審で、東京高裁は一審判決を破棄して新潟地裁に審理を差し戻す判決を言い渡しました。  無職の市川和彦被告(51)は去年3月、上越市の市営住宅で交際相手とともにこの住宅に住む当時76歳の男性の頭や顔、体などを何度も殴る蹴るなどして死亡させた罪に問われ、新潟地裁は今年5月に懲役5年の判決を言い渡しました。市川被告側は、判決に事実誤認があるなどとして東京高裁に控訴していました。控訴審では市川被告と交際相手が共謀して暴行したかが焦点になっていましたが、15日の判決で東京高裁は「共謀が成立したと認めるに足りる証拠はない」と指摘しました。そのうえで「一審判決で共謀が成立していたと認めた点は不合理であり、是認できない」などとし、審理を新潟地裁に差し戻す判決を言い渡しました。