リニア談合初公判 大成・鹿島の元幹部 無罪主張

02/15 09:44 更新

 リニア中央新幹線の建設工事を巡る談合事件で、大手ゼネコンの大成建設と鹿島建設、そして、2社の元幹部に対する初公判が東京地裁で開かれ、いずれも無罪を主張しました。  大成建設と元常務の大川孝被告(68)、鹿島建設と元専任部長の大沢一郎被告(61)は大林組と清水建設とともに、JR東海リニア中央新幹線の品川駅と名古屋駅の新設工事で受注予定の会社を事前に決めるなどした独占禁止法違反の罪に問われています。14日に行われた初公判ではいずれも無罪を主張しました。検察側は冒頭陳述で「大川被告や大沢被告らが参加する会合で受注予定の会社をあらかじめ決定し、受注価格が低くなることを回避しつつ、確実に受注できるよう調整を進めた」などと主張しました。一方、大成建設と大川被告側は「新設工事は大規模で難易度が高く、JR東海と緊密な協力が必要だった」「JR東海の差配に従って受注する工事が自然と分かれた」と述べました。また、鹿島建設と大沢被告側は「受注者を決める競争は事実上、決着していて、JR東海は鹿島建設に受注させる意思を全く有していなかった」と主張しました。