“農業アイドル”自殺はパワハラ? 事務所側は否定

02/18 17:56 更新

 愛媛県のご当地アイドルが自殺して遺族側が損害賠償を求めている裁判で、18日に第1回口頭弁論が開かれた。被告の事務所側は遺族側の主張を否定し、請求棄却を求めた。  去年3月、愛媛県のご当地アイドルだった大本萌景さんが自殺した問題。遺族側は自殺の背景に所属事務所によるパワハラなどがあり、精神的に追い詰められたと主張。約9200万円の損害賠償を求めた裁判の第1回口頭弁論が18日開かれた。  真っ向から対立する両者の主張。萌景さんが学業との両立に悩み、グループからの脱退の意向を伝えた際に事務所スタッフから送られたメッセージ。遺族側は、これらのやり取りがパワハラにあたると主張したのに対し、事務所側は精神的苦痛を与えるようなものではないとし、パワハラにあたらないと主張。  また、労働時間について遺族側は移動時間も含めて平均12時間以上も拘束されることもあり、学業より仕事を優先するよう圧力を掛けられていたと主張したのに対し、事務所側は他のメンバーは保護者が行っている送迎を萌景さんの場合は事務所が行うことが多く、その時間も含まれていると反論。出演時間に関しては30分程度だったと主張した。次回の口頭弁論は4月22日に行われる予定だ。