「遅れると迷惑」高速ジャンクションで観光バス逆走

09/20 17:55 更新

 京都府内を走行中の観光バスが高速道路のジャンクションで逆走していたことが分かった。運転手は、会社に対して「遅れると迷惑を掛けると思った」と話している。  高速の逆走。多くは間違いが原因で、ある意味、悪意はない。その一方で、本当に悪質なのは意図的な逆走。京都府を走る新名神高速。15日、観光バスが逆走した。約20秒、意図的にバックしたという。バスには10人ほどの客が乗っていた。住宅の見学をするツアーで、京都の展示場から奈良市内の工場に向かっていた。第2京阪から短時間に2回分岐する少々複雑なルート。運転手は間違えて出口に向かってしまった。その際、止まって逆走。奈良側に向かったという。同様な逆走の映像。ゲートを抜けて本線に向かう途中に車がゆっくりとバックしている。このケースは本線の手前だったが…。今回の逆走は本線も含まれ、より危険だ。運転をしていたのは70歳のベテランで、当時は客に話し掛けられていたという。ただ、それが原因だとしても逆走をする理由にはならない。さらに、逆走した男性運転手は会社の聞き取りに対して遅れると迷惑を掛けると思ったと話しているが、営業終了後の点呼時には会社に報告していなかった。高速の出口近くには入り口もある。一般道に下りてもまたすぐ乗れる。そもそも、一番の迷惑は遅れより事故だ。こうしたトラブルは客からの情報提供で初めて発覚した。会社側は21日に警察に出頭するという。