「寒かったろう…」 雪崩で息子を亡くした遺族

03/28 11:47 更新

 栃木県那須町のスキー場で高校生ら8人が雪崩に巻き込まれて死亡した事故から一夜が明けました。8人の生徒と教師が亡くなった栃木県大田原高校前から報告です。  (社会部・油田隼武記者報告)  多数の生徒が犠牲になった大田原高校では、この事故を受けてすべての部活動を中止しています。普段はにぎやかな学校も今は生徒の出入りもなく、静かです。犠牲になった生徒の父親は、「17年、一緒にいられて幸せだった」と声を振り絞っていました。  浅井譲さんの父親:「どうしてかなという思いはあります。私が若いころ山登りをしていたので、(譲さんが)小学校1年生、2年生の時に那須の山の方に連れて行った。17年だけど幸せだったよねって。いい子だったんですけど」  佐藤宏祐さんの父親:「とにかく寒かったろうなと。雪の中で何時間も救出を待って。とにかく残念でならない」  高瀬淳生さんの近所の女性:「いい子で、とても頭が良い子でした。悔しいの一言です」  大田原高校では、28日朝から校長が亡くなった生徒の自宅を個別に訪れています。現在、分かっている当時の状況の説明や謝罪をしているとみられます。学校は、早ければ夕方にも保護者に対して状況を説明しようと調整を進めています。