「てるみくらぶ」社長宅から700万円 警視庁が押収

01/16 16:56 更新

 意図的に財産を隠した可能性もある。経営破綻した格安旅行会社「てるみくらぶ」の社長の自宅から現金約700万円が見つかり、警視庁が押収していたことが分かった。  去年3月、代金を払った旅行や旅先のホテルがキャンセルされたりなど、多くの人が被害を受けた格安ツアー会社「てるみくらぶ」の経営破綻。  「てるみくらぶ」社長・山田千賀子被告:「多大なるご迷惑をおかけいたしますことを心よりおわび申し上げます。本当に申し訳ございません」  社長だった山田被告は銀行に「航空機のチャーター代にする」などと嘘の説明をし、融資金約4億円をだまし取った詐欺罪などで起訴されている。そんな山田被告が去年11月、逮捕前に自宅から任意同行された際の新たな事実が判明した。警視庁が自宅から現金700万円を見つけて押収していたことが分かったのだ。海外旅行に行こうと予約して入金した多くの客がいたてるみくらぶ。山田被告の指示で破産直前までツアーの募集をしていて、客から集めて返金されていない代金は約100億円に上る。  「てるみくらぶ」社長・山田千賀子被告:「(Q.代金を振り込んだのにチケットも出ないし、旅行にも行けないと、『詐欺じゃないか』という声もあるが?)本当に本当に申し訳ないと思っておりますが、詐欺を働くとか、そんなことは最初から毛頭考えておりません」  客たちの金が戻らぬ一方で、社長宅で見つかった700万円。700万円は破産管財人に報告されておらず、山田被告の資産隠しにあたる可能性がある。17日、別の銀行から融資金1億5000万円をだまし取った疑いで再逮捕される見込みの山田被告。警視庁は自宅の700万円の件についても破産法違反の疑いで捜査している。