大阪北部地震2日目 屋内では家具・本棚が凶器に?

06/19 21:03 更新

 発生から1日が経ち、大都市で暮らす人々に多くの影響をもたらしています。震災は避けられないといってもいい日本列島で、私たちはどうするべきか。現地の様子です。  通勤時間を直撃した大阪北部を震源とするマグニチュード6.1の地震から1日。18日までに4人の死亡が確認され、19日午後7時現在、400人以上が負傷して家屋の一部損壊が515棟。1600人以上が避難していますが、19日になって5人目の死者が確認されました。66歳の楠本法寛さんで、自宅で見つかったということです。一方、ブロック塀が倒れて9歳の女の子が亡くなった大阪府高槻市の小学校では、警察が業務上過失致死の容疑で現場検証を始めました。高槻市教育委員会は、ブロック塀が違法建築だったことを明らかにしました。献花に訪れた高槻市の浜田剛史市長は。  高槻市・浜田剛史市長:「もうおわびの言葉もないと言いますか。本当に申し訳ないと思ってます」  震度1以上の余震は18日から30回起きていて、今も不安な状況が続いています。そして、生活に直結するライフラインの被害ですが、高槻市の断水は解消されましたが、水道水の濁りは続いています。また、高槻市や大阪府茨木市などでは、11万戸でガスが使えない状況になっています。アベプラの所リポーターは、震源に近く震度6弱を記録した高槻市、茨木市に入り、市民生活の実情を取材しました。  商店の人:「(Q.いかがですか、流通の方は?)流通の方はそんな言うほど、陥没している道路とかありますけど。迂回(うかい)してトラックも対応何ぼでもできますので、別にそう害はないです。ガスが止まっているんで、焼き物とか、そういうものをする店とかができないだけで」  そして、住宅街に行くと屋根が激しく破損した家屋が。中を見せてもらうと…。お宅では大きな本棚が倒れてしまいました。幸い別の部屋にいて、けがはなかったそうです。80代と70代の夫婦で、声を掛け合ってすぐに避難したそうですが、周囲には高齢者の一人暮らしも多く、安否の確認に奔走したそうです。茨木市ではガスが止まっていますが、意外なものが役に立っているそうです。  澤田さん:「ホットプレートはテーブルの上で炒め物できますしね」「(Q.停電が回復すれば、ホットプレートは威力を発揮する?)絶対良いですね」  さらに今回の地震では、住民の足にも大きな影響がありました。所リポーターが向かったのは、市民の拠点となる鉄道の駅です。駅は大阪万博があった1970年に建てられ、48年が経過。老朽化が進み、今回の地震でも壁が破損し、階段がゆがむなど被害を受けました。そして、改札への入り口の一つが使用不能になったのです。電車に乗るためには、踏切を超えた反対側の入り口から入らなければなりません。駅員が利用客を誘導しています。封鎖された入り口はスーパーマーケットに隣接していて、とても便利なのですが…。駅の反対側には長い階段が。エレベーターも止まっているので、ここを利用するのが最短距離のようです。高さは、建物3階分ほどもあります。そして、階段と通路合わせて駅を4分の3周。市民の足である鉄道の被害。地震当日も、駅には人があふれていましたが、安全上、正しい行動だったのでしょうか。