監視委“取引推奨”で初の刑事告発 スミダ株めぐり

06/19 05:56 更新

 自分の会社の未公開情報をもとに知人らに株の買い付けを勧めたなどとして、証券取引等監視委員会は大手電気機器メーカーの元社外取締役の男を刑事告発しました。  東証一部上場の「スミダコーポレーション」元社外取締役・内田荘一郎容疑者(64)は、自社の未公開情報をもとにインサイダー取引をした疑いで先月、東京地検特捜部に逮捕されました。監視委員会は18日、自らのインサイダー取引の容疑に加えて、知人4人に対して株の買い付けを勧めた疑いでも刑事告発しました。法改正で、未公開情報をもとに他人に取引を勧める「取引推奨」が刑事罰の対象となってから初めての刑事告発です。特捜部は勾留期限の19日にも内田容疑者を起訴する方針です。