電気工事の経験を悪用か 電線盗んだ疑いで男を逮捕

09/19 18:04 更新

 千葉県市原市で電線を盗んだとして男が逮捕された。この地域では同様の被害が相次いでいるため、警察は余罪を調べている。  市原市などで電線が切断される被害が相次いだ。その原因は、男は自ら電柱によじ登り、10メートルほどある高さの場所にある電線を切断したということだ。電線を盗んだ疑いで逮捕されたのは、無職の根本政明容疑者(31)だ。なぜ、電気が通った電線を盗むことができたのか。警察によると、根本容疑者は停電しても気が付かれにくい夜に現れ、安全ベルトを装着して電柱の上へ登っていくと絶縁カッターを使って電線を切ったという。根本容疑者は電線を工事した経験があり、資格も持っていた。電線に使われていたのは「ピカ銅」。銅のなかでも高価なもので、1キロ700円ほどで買い取る店もある。電線を売ろうとしたのか、根本容疑者は軽自動車に80メートルの電線2本を積んでネットカフェに現れたところを千葉県警に身柄を確保された。周辺では同様の被害が相次いでいて、電力会社によると、これまで千葉市や市原市で105件、被害額は約2900万円に上るという。