1年無料!学生を肉で支援“奨学肉” 面接に密着

12/14 17:23 更新

 資金面で学生を支援する「奨学金制度」は広く知られているが、今、お肉で支援する「奨学肉」という試みが始まっている。どういうことなのか。  焼き肉が1年間、無料食べ放題。焼き肉店などを運営する会社が奨学金を借りている大学生をサポートし、なおかつ店に興味を持ってもらおうと始めた前代未聞のサービスだ。  焼き肉店などを運営するファクト・久保智さん:「(2016年度までの)過去5年間で奨学金を原因とした自己破産が(延べ)1万5000人。食べて頂いて借りる額が100万円でも減れば」  奨学金ならぬ奨学肉が食べられるのは4店舗。和牛を使った焼き肉店や肉寿司が売りのお店など人気の肉料理店ばかりだ。毎日通えば一体、いくら食費が浮かせられるのか…。100万円分食べても大丈夫だ。その夢のようなサービスを受けられる人を選ぶ面接が13日に実施された。どんな大食い肉食系が集まるのかと思いきや 、そこには小柄な女性が。奨学金を借りて大学に通う18歳の高橋さん。一体、どんな質問を受けるのか。すると…。  面接官:「(Q.努力していることは?)」「(Q.夢?今後どうなっていきたい?)」  まるで就職試験のような質問が続く。選考基準は肉好きなどではなく、夢に向かって、どれだけ努力しているかということ。英語をマスターし、将来、発展途上国に貢献したいという高橋さん。  上智大学1年生・高橋雨川さん(18):「英語を学んだのがフィリピン、ストリートチルドレンがたくさんいる。教育も受けられない、本も読めない、本の楽しさを伝えられる仕事に就きたい。もし、合格することができたら、良いことがあった時とか喜びをかみしめるためのお肉にしたい」  首都大学東京2年生・青柳環那さん(20):「親から『学費を払えないから(学校を)辞めませんか』って。中1の時に両親が離婚してしまって」  こちらは、学費免除で何とか高校を卒業したという青柳さん。今は食費も抑え、留学するためにアルバイトでお金をためているという。応募してきたのは17人。結果は25日に発表されるという。