原発事故で神奈川に避難 国と東電に4億円賠償命令

02/20 11:50 更新

 原発事故で神奈川県に避難した住民ら175人が国と東京電力を相手取って慰謝料など54億円を求めた集団訴訟で、横浜地裁は国と東電の責任の一部を認めて賠償金の支払いを命じる判決を言い渡しました。  福島原発かながわ訴訟原告団・村田弘団長:「国の責任が明確に認められました。大筋、我々の主張の基本は認められた」  福島第一原発事故で福島県から神奈川県に避難した住民ら175人は、国と東電を相手取ってふるさとを失った慰謝料などとして約54億円の支払いを求めていました。20日の判決で、横浜地裁は「『津波が来ない』とみなし、適切な対策が取られていなかった。安全に対する意識の欠落があった」などとして国と東電の一部の責任を認め、住民ら152人に対して約4億2000万円の損害賠償の支払いを命じました。一連の集団訴訟で国の賠償責任が認められたのは全国で5例目になります。