強盗殺人の最高裁弁論で弁護側が「死刑回避すべき」

07/12 17:05 更新

 2009年、愛知県で一家3人を殺傷したとして強盗殺人の罪に問われた中国籍の元留学生の裁判で、最高裁で弁論が開かれて弁護側は「被告に訴訟能力はなく、死刑は回避すべき」と訴えました。  中国籍の元留学生・林振華被告(34)は2009年5月、愛知県蟹江町の会社員・山田喜保子さん(当時57)の自宅に押し入り、山田さんと次男の雅樹さん(当時26)を殺害し、三男を大けがをさせたうえ、現金20万円などを奪った強盗殺人の罪などに問われています。林被告は一審の名古屋地裁、二審の名古屋高裁ともに死刑判決を受け、上告していました。12日に最高裁で開かれた弁論で、弁護側は「当時、被告は意思疎通が不十分な状態で、訴訟能力があるのか極めて疑わしい」として、死刑を回避するよう訴えました。一方、検察側は「非常に重い犯罪で、死刑をもって臨むべき」として上告を退けるよう求めました。