山岳遭難が過去最悪 シニア層が半数「過信は禁物」

06/21 10:06 更新

 去年、山で遭難した人の数が3100人を超え、過去最悪になったことが分かりました。60歳以上のシニア層が半数以上を占めていて、警察庁は自分の体力を過信せずに準備してほしいと注意を呼び掛けています。  警察庁によりますと、去年1年間に全国の山で遭難した人の数は3111人でした。このうち354人が死亡したり行方不明になっていて、いずれも過去最悪を記録しました。年齢別に見ると60歳以上のシニア層が遭難者の51%で、死者・行方不明者では65%を占めました。おととしには祝日として8月11日が「山の日」に制定されるなど、シニア層を中心に登山ブームが起きていて、遭難者数は10年前の2倍近くまで急増しました。警察庁は「若いころには登れた」と過信せずに、装備などの準備を万全にしてほしいと注意を呼び掛けています。