強制不妊手術 静岡県の記録が国のまとめを上回る

04/20 19:41 更新

 旧優生保護法のもとで知的障害者らに不妊手術が強制された問題で、静岡県の手術件数について、県に残っていた記録が国のまとめを上回っていることが分かりました。  1948年から約50年続いた優生保護法では、知的障害者らに対して本人の同意を得ずに不妊手術を強制することが認められていました。国のまとめでは、静岡県内での強制不妊手術の件数は530件とされています。しかし、静岡県の統計では746件と記録されていて、国のまとめよりも多いことが分かりました。静岡県はこの違いについて「理由は不明で、現段階では確認できない」としています。この問題を巡っては先月、仙台地裁で手術を受けた女性が国を相手に賠償を求めた全国で初めての裁判が始まっていて、今後、各地で提訴が予定されています。