都が高齢者の万引き初調査 増加の背景に社会的孤立

03/24 13:42 更新

 東京都は全国で初めて高齢者の万引きに関する本格的な調査を行い、社会的孤立が背景の一つにあるとする報告書をまとめました。  万引きの検挙者数は年々減少していますが、全体に占める高齢者の割合だけが増加しています。こうした実態を受け、東京都は去年9月から高齢者の万引きに関する本格的な調査を全国で初めて実施しました。その結果、検挙された高齢者が一般の高齢者と比べて「自らの生活レベルが他者と比べて低い」と実感していたり、半数近くが一人暮らしで家族との連絡が少ない実態が明らかになりました。こうした実態を受けて、報告書では、社会からの孤立が高齢者万引きの背景の一つだとしています。都は今後、高齢者の孤立防止や店舗での声掛け推進など具体的な取り組みを進めていく方針です。