殺人事件などの取り調べ録音・録画 6月から義務化

04/16 16:27 更新

 政府は、裁判員裁判の対象事件と検察が独自に捜査する事件の取り調べについて、すべての過程での録音・録画を6月1日から義務付ける政令を決めました。  2016年5月に成立した改正刑事訴訟法では、捜査機関による取り調べの録音と録画について、殺人や傷害致死など裁判員裁判の対象事件や検察が独自に捜査する事件を対象としていて、すでに検察や警察で原則、導入されています。政府は16日の閣議で、対象事件での取り調べのすべての過程で録音と録画を義務付ける改正刑事訴訟法の施行日を6月1日とする政令を決めました。また、捜査機関が通信事業者の立ち会いなく電話やメールなどの通信傍受を行うことができる規定についても6月1日から施行されます。山下法務大臣は会見で、「新しい時代の刑事手続きとして大きな意義を有する」「適切な運用がされるよう引き続き尽力をして参りたい」と話しました。