「絶対に許せない」遺族男性 熊谷男女6人殺害裁判

02/19 11:53 更新

 埼玉県熊谷市で男女6人が殺害された事件の裁判で、妻と娘2人を亡くした遺族の男性が「欲望のために殺した被告を許すことはできない」と法廷で述べました。  ナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン被告(32)は2015年、熊谷市で男女6人を殺害した強盗殺人などの罪に問われています。これまでの裁判で、検察側は「被告の精神障害は重篤ではなく、責任能力はあった」と指摘しています。弁護側は「被告は統合失調症で心神喪失状態だった」として無罪を主張する方針です。19日の裁判で、妻と娘の2人を亡くした遺族の男性が意見陳述し、「欲望のために殺した被告を絶対に許すことはない」「ある日、突然、家族を全員殺されたらどう思うでしょうか、そういう視点で刑を考えてほしい」と裁判員に訴えました。午後には、検察側の求刑と弁護側の最終弁論が行われます。