朝倉市のシンボル“三連水車” 復旧工事が本格化

07/20 19:30 更新

 福岡県朝倉市の筑後川の近くにある三連水車。この水車は、水を田んぼに引き込むため江戸時代に作られ、観光スポットとしても有名でした。それが今回の豪雨で流木や土砂を受けて使えなくなっていました。地元の農家の人たちによる復旧作業が始まっていましたが、20日から朝倉市が本格的に復旧に乗り出しました。  (小田川雄一記者報告)  三連水車は筑後川の水をくみ上げ、田畑を潤してきました。16日からの地元の農家の方々の作業で水車自体の土砂は減りつつありますが、水路を見てみると、流木がたまっていて干上がっています。午前10時ごろからは、上流100メートル先の所で作業が始まりました。この周辺の田畑の多くは冠水などの被害を受けました。しかし、被害を免れた稲には必要な水をできるだけ早く届けようと、県も国と連携して復旧作業に加わりました。この三連水車は約220年以上前に作られ、今も朝倉市にとってシンボルです。毎年、お盆の時期にはライトアップされて観光客が訪れますが、今年は豪雨災害で中止となりました。農業にとっても観光にとっても象徴的な意味を持つこの三連水車。再開のめどは立っていませんが、作業が続けられます。