進まぬ対策 全体の14.8%が“老朽化水道管”

03/18 17:09 更新

 週末に起きた突然の断水に千葉県旭市の住民たちが困惑しました。断水の原因はどの地域でも起こり得る水道管の老朽化とみられています。なぜ、水道管の老朽化対策は進まないのでしょうか。  日本の水道管の全長というのが地球17周分で約68万キロに及びます。そのうち法律で定められた耐用年数が40年です。しかし、それを超えているものが約10万キロ。全体の14.8%となっています。さらに細かく見ると、都道府県別老朽化率ワースト1位が大阪で29.3%、2位が神奈川で23%、3位が山口で21.5%となっています。  なぜ、このような状況になっているのかというと、日本の水道管はちょうど高度経済成長期の1960年から1970年にかけて多く整備されたため、40年以上経った最近になっていわゆる老朽化が進んでいるものが多く生まれているということです。さらに、進まない対策の理由として人手が減っていることや水道管を扱う職員が減っているということが挙げられます。そして、人口の減少によって水道料金の収入が減っているなどの問題もあります。こうした水道管以外にも各個人の住宅でも見えないところで老朽化が進んでいるケースがあり、それを見抜くポイントがいくつかあります。  東京都水道局などによりますと、蛇口を閉めているのに水道メーターが回っている場合は水が漏れている可能性があります。そして、敷地内のコンクリートや地面の一部分でだけ水が染み出ているような跡があった場合には要注意です。この場合は地下でかなりの老衰が進んでいるとみられるので、なるべく早く近くの水道局に連絡して下さいということです。