バス売上金を調理器具で…5400万円すくい盗った疑い

07/11 18:44 更新

 盗んだバスの売上金は8年間で5000万円以上にも上る。営業所の元副所長は思わぬ方法で現金を抜き取っていた。  神奈川県の川崎鶴見臨港バスは、売上金を盗んだとして鶴見営業所の59歳の副所長を懲戒解雇処分にした。盗んだ売上金は8年間で約5400万円にも上るという。しかも、手口は驚くべきものだった。解雇された副所長は料理に使う金属製の網を使い、売上金をすくい取っていたという。会社によると、副所長は運転手が営業所に持ち帰った売上金を集計する際に、お金を仕分けする機械の点検用の窓から調理用の網を入れて売上金をすくい取って盗んだという。副所長が宿直勤務をするたびに売上金に誤差が出るため、会社が防犯カメラを設置。先月、犯行が発覚した。副所長は盗んだ売上金の一部、約2000万円を会社に返金した。川崎鶴見臨港バスは10日、警察署に被害届を提出。今後は全営業所の精算室への防犯カメラ設置や点検口のない精算機に変更していく方針だ。