「だし汁おかしい」茶漬けに洗剤入り液体 3人搬送

11/12 18:46 更新

 宿泊客が食べたお茶漬けのだし汁は実は鍋を洗った洗剤だった。  まさかの事態が起きたのは長野県茅野市にある旅館の蓼科親湯温泉。9日、関東から来た男女10人のグループが宴会場で夕食を取っていた時のことだった。締めに出されたのが焼きおにぎりにだし汁をかけて食べるお茶漬けだ。しかし、お茶漬けを食べた客がだし汁の味に違和感を覚えたのだ。すると、3人が喉の痛みや舌のしびれを訴えて病院に搬送された。食中毒だった。あろうことか、おにぎりにかけたのは鍋の汚れを落とす洗浄剤が入った液体だったのだ。支配人によると、本来のだし汁は黄金色をしているが、除菌洗浄剤が入った液体は白く濁った色だったという。違いは一目瞭然だが、なぜ間違えたのか。近い場所に置かれていた鍋を経験の浅い女性従業員が間違えてしまったという。92年前に創業し、昭和の文豪にも愛されていたという老舗旅館。搬送された3人は全員、快方に向かっている。