覚えのない請求次々と…元看護師の女“意外な手口”

01/10 18:42 更新

 次々、届く身に覚えのないカードローンの請求。金を引き落としていたのは信頼していた同僚だった。  メイド服のコスプレ姿でおどける61歳の女・福井祐子被告。明るくて親切な先輩というイメージも仲間をだますための仮面だったのか。詐欺はまるで手品のような手口だった。まずは、金融機関に勤める息子の成績のためにキャッシングのカードを作ってほしいと頼み込む。そして、次がポイントだ。  被害者:「(カードは)後で使えないように切っておくからと私の目の前ではさみで粉砕したんですよ」  しかし、切り刻んだカードはどうやら用意しておいた別のカードだったとみられる。作らせたカードを使ったキャッシングはその翌日から始まっていた。しばらくすると身に覚えのない借金の明細が被害者のもとに届いた。調査会社に依頼し、福井被告の行動を調べると…。ATMコーナーから出てくるのは福井被告とみられる女。検察は、同僚3人をだまし、現金を奪ったとして懲役4年を求刑。実際の被害者は20人以上、被害額も2000万円以上に上るとみられている。