バス運転拒否で乗客を“放置” その時、車内で何が

11/09 18:12 更新

 バス運転手が指導員の指示に逆上して運転を拒否し、乗客を長時間待たせてしまった問題で、このバス会社が9日に会見を開いた。  徳島のバス会社のお恥ずかしい乗務員トラブルによって乗客が1時間近く待ちぼうけ。バス車内では一体、何が起きていたのか…。問題は今年6月12日。徳島県阿南市を出発し、伊丹空港を目指す高速バスで発生した。バスの車内には17人の乗客と58歳の運転手。さらに、運転手が入社したばかりで研修中だったため、53歳の指導員が同乗していた。車内に異変が生じたのは高速に乗った直後のことだった。年下指導員のギアを上げなさいという指示に対し、別のバス会社でも15年の乗務経験がある58歳の運転手は猛反発。運転手と指導員の激しい口論に発展した。その時、車内放送のマイクのスイッチはオン。2人の言い争う声は乗客にも筒抜けとなっていた。58歳の運転手は怒りが収まらなかったのか、立ち寄る予定のない近くのパーキングエリアに勝手にバスを止め、まさかの運転拒否。同乗していた指導員は事前の健康チェックなどをしていなかったので代わりに運転することができず、17人の乗客は1時間近くなすすべなく待たされることになった。運転を拒否した運転手はこのトラブルの2日後に退社したという。バス会社はこれまでに、乗客17人のうち15人に対して補償を行ったという。