「心の傷に風化はない」 地下鉄サリン事件から24年

03/16 17:50 更新

 地下鉄サリン事件から24年となるのを前に、遺族や被害者が集会を開きました。  オウム真理教の信者が東京都内の地下鉄で猛毒のサリンをまき、13人が死亡して6200人以上が負傷した事件から20日で24年になります。オウムによる一連の事件で、家族を亡くした高橋シズヱさんと仮谷実さんが初めて対談し、被害者の権利獲得や去年7月の麻原彰晃こと松本智津夫元死刑囚ら13人の死刑執行に対して心境を語りました。  夫を亡くした高橋シズヱさん:「死刑はすごく大きな出来事です。オウム事件で最終的な出来事になるかもしれませんけど、被害者にしてみれば現在進行形でいまだに続いているわけです」  父親を亡くした仮谷実さん:「“やっぱり命で償ってもらうしかない”というのが私の基本的な考え方です。それでも心の傷の風化はないわけで、死ぬまで抱える問題」  集会には約200人が参加し、高橋さんは「おかしいと思うことがあったら口に出すことが大切」などと呼び掛けました。