コウナゴ大豊漁で大忙し 加工工場でパンク状態も

04/10 18:04 更新

 春になって海に異変が起きているのだろうか。千葉ではマグロ、富山ではホタルイカが異例の豊漁となるなか、今度は福島でコウナゴが取れすぎて加工業者がパンクする事態も起きている。  2018年4月。海が何だか騒がしい。千葉で真冬が旬のはずの本マグロがなぜか4月に入って異例の豊漁に。そして、富山では先月、不漁だったホタルイカが4月になると状況が一転。例年以上の漁獲量にV字回復している。さらに海の異変は福島でも起きていた。漁船から次々とトラックに運び込まれる青いかご。その中にいっぱいに詰まっているのは春の訪れを告げる魚として知られるコウナゴだ。福島県北部の磯部漁港ではコウナゴが漁師も驚くほどに豊漁となっていた。4月上旬の時点で漁獲量は456トンと去年の同時期の3.6倍にもなっているのだ。2013年に試験操業としてコウナゴ漁が再開されて以来、最高の状況に。漁港近くの水産加工場も大忙しだ。加工を手掛ける業者のなかには作業が追い付かない業者もあるという。そのため、相馬双葉漁協は試験操業の時間を減らすなどして水揚げ量を調整している。今年のコウナゴは豊漁の反面、成長が例年よりも早い。成長すると加工に適さなくなるため、漁協によると、早ければ来週にもコウナゴ漁が終わる見込みだという。