“虐待”の実態、行政の“不手際” 次々明らかに

02/07 17:05 更新

 千葉県で栗原心愛さん(10)が死亡した事件、心愛さんが両親との生活を再開した後に児童相談所と学校と自治体のどこが家庭訪問をするのか役割分担が抜け落ちていたことが分かった。  小学4年生の心愛さんが死亡した事件。父親の栗原勇一郎容疑者(41)と母親のなぎさ容疑者(31)は、長女の心愛さんにけがをさせた疑いが持たれている。次々と明らかになる虐待の実態。  そんななか、児童相談所などの不手際が明らかになった。「お父さんに暴力を受けています」などと訴えていた心愛さんは、柏児童相談所に一時保護されていた。そして、心愛さんが両親との生活を再開した後の去年5月、小学校と児童相談所、さらに市の3者で対応を協議したという。その3者協議で小学校は学校内の見守り、児童相談所は緊急性の高い話が出たら対応すると決められた。しかし、家庭訪問については議論にもならず、誰が担当するかも決められなかったという。この3者での話し合い以降、児童相談所などは心愛さんの家への家庭訪問を一度も行わなかったという。7日、一連の事態を受けて行われた野田市の緊急会議では…。  野田市・今村繁副市長:「市としては、一番の課題はそれぞれの連携だと思っています。そこで今後、市としてはすべての事柄に対して一から徹底的に事実をもう一度把握して、再発防止策を検討していかなければならないというふうに考えております」