北海道地震 札幌市内の液状化は複合的な要因が原因

09/12 23:26 更新

 最大震度7を記録した北海道地震で札幌市内で起きた激しい液状化現象について、専門家は台風の大雨で地下水位が上がったことなど複合的な要因が原因とする見解を示しました。  北海道大学・石川達也教授:「今年の夏とそれと前日までにある程度、雨が降っていた。地下水位がある程度、上がっていた可能性がある。それが今回の地震と複合的な要因でそういったもの(液状化)が引き起こされたというのはある」  東京・千代田区で開かれた地盤災害緊急報告会で、現場を調査した北海道大学の石川教授らの調査団は地下水の水位が上がっていたなど複合的な要因を指摘しました。そのうえで、道路が陥没して住宅が傾いた札幌市清田区の里塚地区は、元々「沢」だった場所に盛り土をして宅地造成していて、その部分が激しく液状化しているとしました。また、北区と東区で地下鉄に沿って起きた液状化については、地下鉄を作る時に地上から穴を掘ってトンネルを埋めて上から土を盛る「開削工法」が影響した可能性があると指摘しました。