容疑者の供述二転三転…全容解明に時間かかる見通し

11/10 11:48 更新

 神奈川県座間市で9人の遺体が見つかった事件で、白石隆浩容疑者(27)への取り調べの状況や今後の捜査について警視庁から報告です。  (社会部・土居由知記者報告)  現在、白石容疑者への容疑は身元不明の1人の遺体を遺棄したとする「死体遺棄」の疑いのみです。今後は9人それぞれの被害者について「殺人事件」として立件できるのかが捜査の焦点となります。警視庁はすべての遺体を司法解剖していますが、損傷がひどく、なぜ死亡したのか死因の特定ができていません。つまりは白石容疑者に殺害されたという客観的な証拠がほとんどない状態です。そこで重要となるのは供述です。当初は9人の殺害をほのめかすなど、素直に取り調べに応じていたという白石容疑者ですが、途中から内容が二転三転しているうえ、現在は供述調書へのサインを拒否するなどしています。警視庁は白石容疑者の供述を裏付けるために遺体をさらに詳しく調べるなど捜査を進めていますが、事件の全容を解明するにはかなりの時間がかかる見通しです。