アジの開き→ちくわ メロン小さく…給食異変なぜ?

02/07 18:12 更新

 食材価格が高騰し、家庭だけでなく学校給食にも影響を及ぼしている。アジの開きはちくわに変わり、デザートの回数は3分の1に減るなど、献立に異変が起きている。  これは実際に子どもたちが食べている給食の写真。6年前、アジの開きだったメインディッシュが3年後にはシシャモの素揚げに。さらに現在は、ちくわの磯辺揚げに姿を変えた。デザートのメロンも6分の1カットから徐々に小さくなり、今では一口サイズの12分の1カットと6年前の半分に。給食の献立が見るからに質素になっているのは横浜市の公立小学校だ。この数年の間に皿の大きさばかりが目立つ、何とも寂しい献立になってしまった。実は神奈川県横須賀市でも給食のカレーライスに添える福神漬けを年8回から1回に。デザートも24回から8回に減らしているという。学校給食法でうたわれた生徒の心身の健全な発達や適切な栄養・健康の保持増進。相次ぐ給食の質素化はなぜなのか。  横浜市教育委員会、健康教育課長・植村一人さん:「実は物価高騰を受けて限界にきている。頂いている給食費だけでは、この給食が提供できない状況」  原因は物価の高騰による食材の値上がり。見た目だけでなく、鉄分や食物繊維が基準を下回る事態になっているという。現在、横浜市では足りない給食費を基金から補填している状態で、栄養を維持したまま給食費を据え置くのは限界だという。そのため、今年9月から給食費を月額4000円から4600円に引き上げたいとしている。理解は得られるのか。神奈川県内の多くの自治体で給食費の値上げが検討されている。