日銀「さくらレポート」全地域で景気判断を据え置き

07/09 16:42 更新

 日銀は9日に発表した「さくらレポート(地域経済報告)」で、景気の総括判断を全国すべての地域で据え置きました。  各地の景気判断は、北陸や関東甲信越など6つの地域で景気が「拡大している」もしくは「緩やかに拡大している」としたほか、北海道や東北、四国の3地域でも景気は「回復している」などとして、いずれも前回の判断を据え置きました。すべての地域で判断を据え置いたのは2015年10月以来です。東北や近畿などで設備投資の判断を上方修正した一方で、関東甲信越や四国では個人による不動産投資が減少していることなどから住宅投資を下方修正しました。今後のリスク要因として、人手不足などによるコスト上昇や米中の貿易摩擦による世界経済の減速や金融市場の不安定化を懸念する声が出ています。