女性初!被災地の“福女”が大役 兵庫・福男選びで

01/10 17:22 更新

 女性で初めて「大役」を任された。  気温1度を下回った10日朝の西宮神社。女性として初めて開門役を務めたのが岩手県の会社員・阿部美由紀さん(36)だ。阿部さんは岩手県釜石市で行われた韋駄天競争で1番になり、福女に選ばれていた。韋駄天競争とは福男選びを手本に東日本大震災で津波が襲った市街地から高台のお寺を目指して一番乗りを競う。開門役は「門押さえ」とも呼ばれ、一番福を目指す熱気あふれる集団にこじ開けられないよう押さえ続ける重要な力仕事だ。約5000人が参加した「福男選び」。いよいよスタートの瞬間。阿部さんら開門役の全員が息を合わせ、進路を阻まないよう一斉に門を離れる。今年、一番福に輝いたのは広島県の22歳、消防士で去年の西日本豪雨に出動した経験を持つ。一方、大役を無事に終えた阿部さんは…。  「福男選び」の開門役・阿部美由紀さん:「やりきった感と皆に支えてもらったんで、最初は自分がこの役をしていいのかなと不安もあったけど、今はやりきって安心して岩手に帰れるなと」