またまた延期 3号機の使用済み燃料棒取り出し

03/09 11:50 更新

 東日本大震災からまもなく8年です。事故の起きた福島第一原発は建屋に取り残されている使用済み燃料の取り出しが開始できず、難航しています。  3号機には566体の燃料が今もプールの中に残っています。水素爆発の影響から燃料の一部はがれきに埋まっているとみられ、取り出して安全なプールに移すのが狙いです。そもそも2014年末の取り出しを目標としていましたが、遅れに遅れました。そして、今月末に予定していた取り出し開始も装置のトラブルから5度目の延期が決まりました。当初の予定から遅れること4年余り、不具合の修理と訓練に一定の時間がかかるため、取り出し開始は4月以降になる見込みです。  福島第一廃炉推進カンパニー・小野明プレジデント:「遠隔操作だというのがポイント。通常の設備と違うものを使うことに。これからも多分トラブルがゼロだとは言い切れない」  東京電力は2021年3月までの取り出し完了を目指していますが、取り出しが始まっても遠隔操作で小さながれきを取り除きながら燃料を出すという難しい作業が続くことになります。