鮮度が命!とれたて海産物 新幹線でスピード輸送

06/11 16:58 更新

 「鮮度が命」の海の幸をいかに早く私たち消費者に届けるのか、そこで使われたのはなんと「新幹線」だった。11日朝に新潟県で水揚げされたばかりの甘エビが午後には東京の店に並んでいた。  11日午後、東京・品川駅の鮮魚店に並べられたのは佐渡の甘エビに岩手のウニ。11日に出荷されたものがもう店頭に並んでいるのだ。一体、どうやってその日のうちに東京まで届けたのか。さかのぼること9時間前。東京から約300キロ離れた新潟県佐渡市の漁港には水揚げされたばかりの甘エビ。東京で販売するものを袋詰めにしていく。フェリーで新潟本土に送られた甘エビ。驚きの輸送方法が。  一方、岩手県宮古市では新鮮なウニがこんなに。都内へ出荷するため、スタッフが手早く瓶いっぱいに詰めていく。この後、トラックで向かった先はなんとバス停。バスのトランクにウニを載せ変えるというのだが、東京までバスで運んで間に合うのか。だが、しばらくするとバスは止まり荷物を降ろした。向かった先は意外な場所だった。  高速輸送の秘密。それが新幹線だ。新潟でも…。今回の試みは新幹線を利用することで岩手や新潟の漁港から鮮度を保ったまま都内へ送る実験。こうして都内で販売された採れたての海産物はウニが1瓶3200円。甘エビは200グラムで1600円。客は特設サイトから前日に予約し、品川駅構内の店で受け取る仕組みだ。  JR東日本経営企画部・佐々木純さん:「これがうまくいけば、また別の産地から新しいものを新幹線を使って運べるんじゃないかと期待を抱いている」