両陛下 目を細め…婚約ブローチや思い出の写真

03/08 17:58 更新

 天皇皇后両陛下が皇居内で行われている天皇陛下の即位30年と結婚60年を記念した特別展を鑑賞された。懐かしい写真や品物にお二人は手をつなぎ、思い出話をされる場面もあった。  皇居・東御苑にある三の丸尚蔵館。ここで現在、一般公開されている特別展に8日午前、天皇皇后両陛下が足を運ばれた。展示について担当者が説明を始めると、陛下は胸元から眼鏡を取り出して鑑賞をスタートされた。ご覧になっていたのは、両陛下が歌会始で披露された和歌とそれらに関連する写真。陛下は今年の歌に詠まれたヒマワリの写真に「はるかのヒマワリがある」と話されたり、長野オリンピックの写真を見て担当者が美智子さまも加わったウェーブの話をすると、美智子さまは「恥ずかしい」とほほ笑まれたり。  今回の特別展は両陛下の即位30年とご成婚60年を記念するもので、お二人が積み重ねてこられた歴史が垣間見られる。例えば、婚約発表の日に陛下が美智子さまに贈られたというブローチ。また、陛下のライフワークでもあるハゼの研究。陛下が命名されたハゴロモハゼなどが図鑑に収められているという。陛下自らがファインダーをのぞいて美智子さまを撮影された写真。そして、美智子さまがお子様たちを撮影されたもの。他にも去年、宮内庁に納められたという肖像画なども展示されている特別展。8日、両陛下は20分程度の鑑賞を予定していたが、それを大幅に上回る50分ほどをかけてじっくりとご覧になっていた。この特別展、入場は無料で来月21日まで開催されている。