法廷で長女が“恐怖”を証言 東名あおり運転事件

12/04 16:58 更新

 お父さんが殺されてしまうと恐怖を感じたということだ。あおり運転の末に夫婦を死亡させたなどの罪に問われた男の裁判で、車に乗っていた長女が法廷で当時の様子を証言した。  別室から中継を結ぶ形で証言したのは、亡くなった夫婦の17歳の長女。  長女:「重い刑罰を望みます」  去年6月、東名高速であおり運転を受けた車が停車したところトラックに追突され、萩山嘉久さん(当時45)と妻の友香さん(当時39)が死亡した事故。石橋和歩被告(26)が事故を引き起こし、2人を死亡させたなどの罪に問われている。4日の裁判で、検察側の証人として出廷した長女は事故当時、助手席に座っていた。一家が乗ったワゴン車をパーキングエリアで萩山さんに注意を受けた石橋被告が追い掛けてきたという。その後、あおり運転で停車させられて被告が迫ってきた。今回の裁判では、停車中に起きた今回の事案に運転中を前提としている危険運転致死傷罪が適用できるのかどうかが最大の争点になっている。両親が亡くなったと知った時の状態を聞かれた時には涙ぐむ場面もあった長女。被告に言いたいことを問われると…。  長女:「今後、このような事をしないでほしい。注意されてキレるなんて不思議ですし、くだらないと思います。あおり運転をなくしてほしいので、重い刑罰を望みます」  こう答える時も石橋被告の様子は変わらなかった。