【報ステ】議会消滅の可能性…高知県大川村

06/12 23:30 更新

 離島を除けば「日本一、人の少ない村」高知県大川村は、2年後の村会議員選挙で候補者が足りなくなる可能性があるとして『村民総会』の検討を始めた。村民総会とは、村の議会を廃止し、住民が直接、政治に関わる仕組みだ。背景にあるのは議員の『高齢化』。6人いる議員の平均年齢は70歳を超えている。ただ、村民総会の実現には多くの課題がある。16集落に点在する有権者350人が集まるだけで、数時間もかかってしまう。また、集まれたとしても、意見がまとまるのか、専門的な話を理解できるのかといった問題があり、「現実的ではない」という意見もある。村では、今年中に報告をまとめる予定だ。地方自治に詳しい名古屋学院大学の榎澤幸広准教授は「大川村だけの問題ではない」としたうえで「大川村の動向次第で、住民数が少なくなっている地域など他の自治体も動き出すかもしれない」と指摘している。