肺がんと腎がんで2人死亡 千葉大病院CT見落とし9件

06/08 14:54 更新

 千葉大学医学部付属病院はCT(コンピューター断層撮影)検査の画像診断で見落としが9件あり、このうち肺がんと腎がんで2人が死亡したと発表しました。  千葉大病院・山本修一病院長:「当院においてCT検査の画像診断に関する確認不足等で、2名の患者様は残念ながらお亡くなりになりました。誠に申し訳ありませんでした」  去年7月、50代の男性患者が肺がんの疑いで受診した際、医師が1年前に行ったCT検査の画像診断報告書を確認したところ、すでに肺がんの疑いがあると指摘されていました。ところが、この男性患者は別の腫瘍(しゅよう)で検査していたため、担当医師は肺がんを見落としてしまったということです。これを受けて病院が調査したところ、9件の見落としが見つかり、適切な治療を受けることができずに70代の男性が肺がんで、60代の女性が腎がんで亡くなったということです。病院は、今後は画像診断報告書を患者と一緒に確認することなど再発防止策を講じるとしています。