未明の北海道で震度6強 2人死亡、約30人安否不明

09/06 11:46 更新

 北海道で6日午前3時すぎ、最大震度6強を観測する地震がありました。これまでに2人が死亡、100人以上がけが、30人以上の安否が分かっていません。  午前3時すぎ、北海道胆振中東部を震源とするマグニチュード6.7の地震が発生し、北海道安平町で最大震度6強を観測しました。震源に近い北海道厚真町では地震計のトラブルで震度が確認されませんでしたが、推定震度は6強とみられています。各地の震度は次の通りです。震度6強が安平町、震度6弱が新千歳空港、震度5強が札幌市北区、苫小牧市、江別市、千歳市などとなっています。道の災害対策本部などによりますと、厚真町では大規模な土砂崩れが3カ所で起き、住宅5棟が倒壊しました。厚真町では1人が死亡、30人の安否が分からなくなっています。また、むかわ町穂別では80代の男性が自宅でたんすの下敷きとなり、死亡しました。震度6強を観測した安平町では複数の住宅が倒壊し、町内の早来神社では境内の屋根が崩れ落ちる被害が出ています。  神社の関係者:「がくぜんとしました。あさってが本祭の予定だったが、この状況ではお祭りできそうにない」  札幌市清田区の里塚地区では、液状化とみられる現象で水を含んだ泥が道路を覆いました。札幌市では87人がけがをしました。また、市内の複数箇所で断水や道路に亀裂が入るなどの被害が出ています。北海道電力によりますと、道内の火力発電所がすべて緊急停止し、道内全域で停電が発生しています。復旧のめどは立っていません。また、空の便は新千歳空港発着便はすべて欠航、JRも停電が復旧するまで全道で運転を見合わせています。