透析選ばず死亡が他にも20人 学会指針に該当せず

03/08 14:54 更新

 東京・福生市の病院で人工透析の治療をやめた40代の女性が死亡した問題で、他にもこれまで透析治療を選択しなかった20人が死亡していたことが分かりました。  去年8月、公立福生病院で腎臓病の44歳の女性が人工透析治療をやめた後、1週間ほどで死亡しました。東京都などによりますと、さらに、この病院に腎臓病総合医療センターが設立された2013年4月からの4年間に、腎臓病で受診した149人のうち20人が最初から透析治療を選択せずに死亡していたことが分かりました。日本透析医学会のガイドラインでは、患者の状態が極めてよくなかったり透析治療自体を安全に行うことが困難な場合に透析治療を行わない選択ができるとしています。しかし、20人はいずれもガイドラインに該当する、いわゆる「終末期」の患者ではなかったということです。都は6日、医療法に基づいてこの病院を立ち入り検査しましたが、透析治療を最初から行わなかった20人の患者の他に途中で透析治療をやめて死亡した患者も複数いるとみて詳しい経緯を調べています。