“熊本地震”深刻化する住まいへの不安 益城町

04/14 11:53 更新

 熊本地震の発生から14日で1年です。震度7を2度、観測した熊本県益城町では多くの住民が家を失いました。今後の住まいについて、住民たちの悩みはさらに深刻化しつつあります。  (松田朋子アナウンサー報告)  大きく傾いた家屋。被災当時のままの状態で残っている自宅もありますが、解体は着実に進んでいます。去年まで倒壊した家屋が広がっていた益城町の住宅街・宮園地区は更地が目立つようになりました。現在、熊本県内で解体を終えたのは損壊した家屋の6割以上となっています。一方で、解体を終えてもすぐに住まいのめどが立つわけではありません。土地が隆起している所もあります。さらに、地盤が大きく沈下しています。液状化が発生している所もあり、土地の問題は深刻です。高齢の人のなかには「資金がなく、自宅の再建はできない。いつになったら災害公営住宅の詳細が分かるのか」と不安を口にする人がたくさんいます。熊本地震から1年。仮設住宅の入居期限があるなか、被災した人たちの次の住まいへの不安は漠然としたものから現実的なものとなっています。