“祈祷師”裁判 男児の母親「脅しや恐怖感いつも」

03/10 16:25 更新

 母親は、被告から「龍神が完全に治す」と言われたとしています。  「龍神」を名乗る自称・祈祷(きとう)師の近藤弘治被告(62)はおととし、糖尿病を患っていた今井駿君(当時7)にインスリンを投与させずに死亡させたとして、殺人などの罪に問われています。10日の裁判員裁判では、検察側の証人として駿君の母親が証言し、「インスリンが出ないのは、仙骨で死に神が狂わせているからだ。龍神は完全に治すと言われた」と話しました。インスリンの投与を中止した理由については「治療をして体から緑のインスリンが出たのが見えるので、もう打たなくてもよいと言われた。駿が死ぬという脅しや恐怖感をいつも聞かされていた」などと話しました。駿君の両親は、近藤被告に約420万円を支払ったということです。