元島民らから怒りの声 丸山議員「戦争で…」発言

05/14 17:00 更新

 「戦争でこの島を取り返すことは賛成ですか」などの発言が批判を浴びた日本維新の会・丸山穂高衆議院議員がこの発言を撤回し、14日に離党届を提出しました。元島民の皆さんは今回の問題をどう受け止めているのでしょうか。  (佐藤裕樹記者報告)  元島民は一日経った今も残念、そして怒りの声を上げています。このビザなし交流は、今回は通訳など関係者を含めても65人と限られた枠で行われました。元島民や関係者のなかには行きたくても行けない人もいます。そうしたなか、国会議員の担当委員として丸山議員は国後島を訪れていて、元島民は模範を示してほしかったと話しています。ビザなし訪問などでは、訪問した日本人が交流を深めるために宿泊先などで日本人同士で飲酒をすることもあるということですが、国会議員が飲酒をして騒いで注意を受けるという事態に関係者からはあきれたという声が聞こえてきています。  (Q.取材を続ける記者として、今回の発言はどう受け止めたか?)  今まで積み重ねてきた経緯に水を差しかねない発言、行動だったと思います。というのも、このビザなし交流は1992年に始まりました。これまで27年間、領土問題を解決する環境整備のために元島民を中心に現地に住むロシア側と友好関係を積み上げてきました。そういった積み重ねてきた経緯があるなかで丸山議員が騒動を起こしてしまい、一緒に行った訪問団からの要請でロシア人住民との交流行事への参加を自粛するという一幕もありました。いち議員が酒に酔った発言でロシア側からも反発の声が上がっています。担当委員でもある国会議員が国後島で酒に酔って騒動を起こしてしまったという事態に、ロシア側との関係を踏まえてもあまりにも軽率な行為だったと考えられます。