【報ステ】台風21号の爪痕…関空“孤立客”輸送開始

09/05 23:30 更新

 今回の台風21号で、最も被害が大きかった近畿地方では275人がけがをし、大阪府、滋賀県、愛知県、三重県では合わせて11人が亡くなった。台風の影響で滑走路や施設が浸水し、連絡橋が破損し、多くの利用客が孤立した関西空港では、5日朝から船やバスを使っての大輸送作戦が繰り広げられた。ただ、空港再開の見通しは立っていないという。関西空港の地下にある配電設備のある機械室には大量の水が流れ込み、一部で停電が続いている。ポンプを使っての排水作業が行われているが復旧には至っていない。関西空港は海を埋め立てて造られたが、軟弱地盤の上だったため、ずっと地盤沈下に悩まされてきた。今回の台風で浸水した第一滑走路は、1994年に開港してから約3.5メートル沈下している。それに伴い関西空港は、護岸のかさ上げ工事を実施していたが、今回は“想定を超える高潮”で防ぐことができなかったという。