ちくわ、カニカマ スポーツ分野に参入の練り物業界

03/07 18:57 更新

 スポーツをする人のための「ちくわ」や「カニカマ」が発売されて話題になっている。一部では品薄になる事態も。  運動の後に食べるものといえば、「鶏肉」や「フルーツ」という従来のイメージを打ち砕く驚きの商品が登場した。その名も「スポちく」。スポーツをする人向けに開発されたちくわだという。  しかし、そもそもなぜちくわとスポーツを結び付けようと思ったのか。そもそも、ちくわなどの練り物製品は高たんぱくで低カロリーなため、スポーツ好き向けの栄養補助食品にぴったりだというのだ。  となれば、練り物界では近年、幅を利かせている「カニカマ」も黙ってはいない。要冷蔵ではあるが、8時間以内に食べ切るなら持ち出しも可能だという。1日に発売されたばかりだが、予想を上回る反響で早くも品薄状態になっているという。  ちくわにカニカマ。なぜ練り物が次々とスポーツの分野に参入するのか。その背景には練り物製品の生産量の低下がある。1985年の約89万トンからどんどんと減っていき、2017年には46万トンまで落ち込んでいるのだ。果たして、新たな分野への売り込みで練り物市場は体力を回復するだろうか。