サウジ資産家への機密費 ゴーン容疑者の指示で新設

01/04 11:58 更新

 日産自動車の前会長、カルロス・ゴーン容疑者(64)が再逮捕された事件で、サウジアラビアの資産家に支払われた日産の「機密費」がゴーン容疑者の指示で新設されていたことが分かりました。  ゴーン容疑者は自身の損失を含む金融商品の契約の付け替えに協力したサウジアラビアの資産家、ハリド・ジュファリ氏に日産の機密費1470万ドルを子会社を通じて支払わせるなどして日産に損害を与えた疑いが持たれています。その後の関係者への取材で、機密費は契約の付け替えがあった2008年ごろにゴーン容疑者の指示で新設されていたことが分かりました。この機密費はオマーンやレバノンの知人の会社にも支払われていて、東京地検特捜部は中東における日産の資金の流れを調べているとみられます。