御嶽山噴火で遺族が国に賠償請求 裁判始まる

03/15 19:27 更新

 死者58人、行方不明者5人を出した御嶽山の噴火について、遺族が国などに損害賠償を求めた裁判が始まりました。  長野県内の4家族と岡山県の1家族は、国と長野県に警戒レベルの引き上げを怠って山にある地震計の故障を放置したとして、総額1億4000万円の賠償を求めています。15日の法廷で、夫を亡くした長野県東御市の伊藤ひろ美さんは「人命が最優先であるという社会の基本を怠った時には責任を取らなければならないということを司法の場で示してもらいたい」と話しました。  伊藤ひろ美さん:「思いの丈をきょうは、はっきり言えたと思います。だから良かったです、すっきりしました」  国と長野県は請求棄却を求めて争う姿勢を示しました。